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Sasha-Remake Inner City 『Bladerunner/Til We Meet Again』

山口です。
今回ご紹介するのは、Sasha & John Digweedの『Bladerunner/Til We Meet Again』です。この曲は映画ブレードランナーのエンディング曲をリミッスクしたものです。こういったアプローチは目新しいものではないのですが、この曲はさすがNo1 DJ、素晴らしい仕上りです。名門レーベルRenaissanceより発売されたこのミックスCD "The Mix Collection: Vol.1" も含め、Sasha & John Digweedの「Northern Exposure」3部作は、世界中でトータル100万枚を越える大ヒットを記録しています。MIX CDで100万枚は脅威の数字です。

先月、Sasha の来日公演に行ってきましたが、アップリフティグかつトランシーなサウンドはいまだ健在!ただ、頭が少し薄くなっていましたが...一方、John Digweedを最初に聞いたのは、確か1994年頃。プログレッシヴ・ハウスを確立させた彼のプレーは、他の同ジャンルのアーティストが消えて行く中、ダントツのオリジナリティーとクオリティーを感じます。ちなみに両者ともDJ Mag Top100で1位を獲得している強者です。

宮城県亘理町

こんにちは、山口です。
先週末、宮城県亘理町にボランティア&炊き出しに行ってきました。参加したのは14名の友人達。9日の深夜にバスにて東京を出発して、たった1日だけのボランティアでしたが、僕にはとても意味のある1日でした。
避難所の周辺は思いのほか、震災の影響は見られなかったのですが、少しバスを走らせるとテレビで見ていた光景が次第に広がって行きました...
どうしてもっと早く来れなかったのか...そんな思いで胸が苦しくなりました。

避難所に炊き出しの荷物を降ろしてから、ボランティアセンターで仕事を割当られ、朝から夕方までお寺の清掃を担当。何の因果か僕の実家もお寺なので、とても不思議な気持ちでした。実は、実家のお墓も清掃した事がないのに、他人様のお墓を掃除している...これは、ご先祖様からのメッセージなのか...そんな事を考えながら作業を進めて行きました。
ただ、1日ではどうにもならないです。出来れば数日かけて、ちゃんとお墓参りが出来る様にしてあげたかった。そんな思いが心の中に沸々と湧いてきました。「また絶対来なければ...」と。

その後、避難所に戻り炊き出しのちらし寿司を用意して、皆さんに食べて頂きました。
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出来は、多分上々?! 少し量が少なかったけど、何とか皆さんに生魚を振る舞う事が出来て良かったです。
全ての作業が終了して、帰る時には皆さん、お見送りに出てきてくれて、本当に嬉しかったです。
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今回このボランティアに参加した友人達は本当に最高のメンバーでした。このチームならこれからもこの活動を続けて行けると確信しています。
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僕ら14人に出来た事はとても小さな事だったけど、活動を続けて行く事で、確実に少しずつでも復興に繋がると思います。

僕の中で、何かが始まった事に気づけた大きな1日でした。

on my beat!

こんにちは、脇です。
昨夜は氷室京介のライヴでした。
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もともと予定されていたライヴが東日本大震災により、急遽チャリティーライヴに。
そして内容も全曲BOOWYに変更、ライヴのタイトルは"GIG"に。
ライヴが行われた東京ドームは超満員で巨大なライヴハウスと化してました。
この"GIG"というワードを聞いてじっとしていられない人たちで一杯で...
私の後ろの列にはクロムハーツのリチャードの姿も。

アラフォー世代大集合で、みんな体に染み込んだリズムを爆発させていました。
涙を流す人までも...
私自身、BOOWYが流行っていた高校生の頃の青すぎる青春時代にタイムスリップ
してしまい、胸を鷲掴みにされたような感じで思わずウルッときてしまいました。
布袋さんが居ないという事実が最後まで悲しかったけどね。

最後にMCで、震災のこと、そしてBOOWYのこと、自分で自分のコピーをやるということ、それにつき合ってくれたバンドメンバーの複雑な思いなどについて語った氷室さん。
貫いていて男らしくて、改めて本物だと思った。
あの頃と変わらない、声、スタイル。
変わらない、というのは最高のファンサービスだと思う。

そして、うちでデザインをさせて頂いたグッズ達の売れ行きも好調でした。
長蛇の列に並んで買って下さった、みなさんありがとう。
自分がデザインしたTシャツを着て歌っている氷室さんを見て、山口も嬉しそうでした。

Seigen Ono 『Pastorinhas Bandeira Branca/Mascara Negra』

こんにちは山口です。
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今回ご紹介する音楽は、オノ セイゲンさんの"COMME des GARCONS SEIGEN ONO 2"に収録のPastorinhas Bandeira Branca/Mascara Negraです。

この曲はブラジルミュージックの"Pastorinhas""Bandera Branca""Mascara Negra"という3曲を1つに編曲した曲です。録音されたのはリオデジャネイロで、地元のミュージシャン達と演奏しています。歌はポストガル語で、ボサノバやジプシー調。何だか移動遊園地や田舎のカーニバル、パレードを彷彿させます。

このアルバムは、他にもジョン・ゾーン、アート・リンゼイ、ビル・フリーゼルといったアヴァンギャルドを代表するようなメンバーが参加しています。全体的には前衛的なアルバムですが、この曲の様なやさしく明るい曲を挟む事で、COMME des GARCONSのデザインの多様性を感じさせるアルバムに仕上がっています。また、オノ セイゲンさんは録音技術者でもあるので、音質も本当に美しいです。この音の迫力を感じるだけでも、このアルバムを聴く価値あり!
ジャケットもあこがれの井上嗣也さん。これ以上ソフィスティケイト出来ないほど、美しい。僕の音とデザインのバイブルです。

おいしいパン

こんにちは、脇です。
しっとりと雨が降る日は、何か小さいハッピーを見つけて気持ちを盛り上げて
いきたいです。たとえば、いつもよりちょっとだけ贅沢なパンを買う、とかね。
たった1個のパンが、1日を幸せにしてくれることがあります。

今日の朝食はポワンタージュという麻布十番にあるパン屋さんのパンとカフェオレ、フレッシュ野菜ジュース、冷蔵庫にあった残り物のラタテュユ、ほうれん草とベーコンときのこのソテーにしました。
ほうれん草のソテーは子供の大好物で、大皿にドン、と出すと、決まって「これ全部食べる」と言って一人でほとんど食べてしまいます。

そして食事のときのパンはハード系が好き。
噛めば噛むほど味が出てくるところが好きです。
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ここポワンタージュには、クルミやカレンズ、フィグ、アプリコットなどのドライフルーツや、チーズ、コーンなどが入った美味しいパンたくさんあります。
撮影の際にスタッフの方がここのパンを買って来て下さったのですが、
あまりにも美味しかったので、あとから場所を教えて頂きました。
麻布十番界隈にお出かけの際は是非寄ってみて。
お惣菜コーナーやバーもるようですよ。店舗.JPG

Marley Coffee

山口です。
音楽ネタが続いていますが、少しコーヒーブレイク。
Bob Marleyの息子(Rohan Marley)が立ち上げたコーヒー会社『Marley Coffee』を知っていますか?
先日の2月6日、Bobの誕生日に日本で発売されました。
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Bobの大きな夢は、農業にたずさわることだったそうです。その父の夢を引継ぎ、『Marley Coffee』は誕生しました。
『Marley Coffee』ではエチオピア、中米、ジャマイカを中心にマーリー農園で栽培された豆を使用。オーガニックで持続可能な農業で、地域の支援と環境への配慮に取り組んでいるそうです。

全ての商品には、Bob Marleyの曲名がつけられ、パッケージにはラスタファリアンの生活理念「VITAL」(アイタル)のマーク入れ、オーガニックとフェアトレードをコンセプトのに販売しています。名曲「ワンラブ」や「バッファローソルジャー」も当然あります!

このPV、初めて見ましたが、何だか温かくてイイです。ホッとします。
こんな時だから、この曲が胸に沁みます。
One love, one heart (一つの愛に、一つの心)
Let's get together and feel all right (一緒になって"大丈夫"だと感じよう)
いったい「ワンラブ」はどんな味がするのか...飲んだらまた、報告します。

YASUAKI SHIMIZU & SAXOPHONETTES 『Cello Suites1.2.3-Prelude』

こんにちは、山口です。
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今回紹介するのは、清水靖晃 & サキソフォネッツの "Cello Suites1.2.3" に収録のPrelude。(1996年発売)

(このリンクのYOUTUBEの画像は全く関係ありません。音のみお聞き下さい。)
この曲、クラッシック好きでなくても聞いた事、あるでしょ? そう、バッハの名曲で、CMにも多く使われていたあの曲です。でも、クラッシックとサックス?? さらにこの音の響きは???
このアルバム、録音されたのは宇都宮の大谷石切場の地下巨大空間や、倉庫を改造したスタジオ。大空間に響くサックスは、大音量で聞いたら生涯忘れる事のできない1枚となるはずです。

なお、実際に演奏している清水靖晃さんの映像は、こちら。

Seu Jorge 『Life On Mars』

こんにちは、山口です。
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今回ご紹介するのは、Seu Jorge の『Life On Mars』です。この曲は、David Bowieの名曲のカバーで、彼が出演した映画『ライフ・アクアティック』から派生したスタジオ・セッション盤に収録されています。このアルバムは、全曲ポルトガル語とアコースティックギターで演奏されており、そのほとんどがDavid Bowieのカバー曲と言う、異色のアルバムなのです。しかし、David Bowieの曲がこれほどラテン音楽とマッチするとは思いませんでした!本当に見事な仕上がりです。僕は元々、David Bowieの大ファンで、中でも『Life On Mars』はBEST 5に入るくらい大好きな曲です。

美しいメロディーと彼の深く切ない歌声が、この名曲をさらに素晴らしい物にしています。ちょっと疲れた時に、是非聞きたい一曲です。

Very good Sandwich!

こんにちは、脇です。
最近大好きな食べ物、それはバワリーキッチンのオープンサンド。
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生ハム&マンゴー、キノコ&アヴォカドという絶妙な組み合わせ。
キノコのソテーは柚子胡椒が効いていて、たまらなく美味しい。
今度、真似してみようかな。

The Rolling Stones 『Dancing With Mr. D』

こんにちは、山口です。
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今回ご紹介するのは、The Rolling Stones "GOATS HEAD SOUP" に収録の『Dancing With Mr. D』です。このアルバムは1973年発売でジャケットデザインは、ミック・ジャガーの旧友のデヴィッド・ベイリーによってデザイン(撮影も)されています。黄色いベールに包まれたメンバーの写真は、この時代のサイケデリック・ムーブメントをよく表しています。アルバムの中には、"GOATS HEAD SOUP"〈ヤギの頭のスープ〉のタイトル通り、"ヤギの頭"が鍋でグツグツ煮込まれている写真が入っていますが、あまりにもエグイのでご覧になりたい方は、検索してみて下さいね。
さて、このアルバムの最大のヒットは、『悲しみのアンジー Angie』(全米チャート1位)ですが、僕的には、一曲目の気怠く怪しげなギターで始まる『Dancing With Mr. D』が一番のお気に入り。(昔、ファッションショーのオープニング曲として選曲した事もあります。)この曲は悪魔信仰を思わせるオカルト風のミディアム・ナンバーで、「血」の匂いのする歌詞やドロドロとしたサウンドがかなりクールです。リズミカルではないけど、うねるようなグルーブ感は、PrimalscreamやThe Stone Rosesと言ったUKロックにも繋がる1曲だと思います。このアルバムは全英、全米ともにNo.1を獲得。ジミー・ミラーがプロデュースした最後のアルバムとなりました。

イエメンコーヒー

こんにちは、脇です。
すっかり夏の陽気となり、アイスコーヒーの季節がやってきました。
ところで、イエメンコーヒーをご存知ですか?
コーヒーのことをあまり詳しくない私は初めて知ったのですが、コーヒーの起源は15世紀中頃のイエメン、という説があるそうです。(もともとコーヒーの木が自生していたのはエチオピアなので、原産地はエチオピアとなっているそう。)
最初は眠気覚ましの薬として用いられていたものが、今のような飲み物となっていったようです。イエメンのモカ港から出荷されたものがモカコーヒーと名付けられ、そのほとんどが輸出されていたそうです。
イエメン人はコーヒー豆の殻を煎じた"ギシル"を飲み、中の豆"ブン"を輸出にまわしていた為、イエメンでコーヒーをオーダーすると、ギシルが出てくるみたい。普通のコーヒーを飲みたければ「ブン」とオーダーして。
イエメン人は、ギシルに砂糖やジンジャー、カルダモン等のスパイスを混ぜ、家庭ごとの味を楽しむそう。

そして、そんなイエメンコーヒーを本格的に楽しめるカフェが代官山のmochacoffee
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イエメン人と日本人のご夫婦がオーナーです。
本場のモカコーヒーが戴けるのは、おそらく日本でここだけ。
ガーデンテラス風の内装も、カウンターに並ぶ奥様の手作り焼き菓子も外国の雰囲気。

井上陽水『御免』& Olivia Newton John『そよ風の誘惑』

こんにちは、山口です。
今回から不定期で、自分のコレクションしている音楽を紹介して行こうと思います。ジャンルレスな選曲ですが、楽しめて頂ければと思います。
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今回は井上陽水の『御免』(1975年発売)です。何を隠そう初めて買ったレコードなので、歌詞まで記憶しています。


なんにもないけど

水でもどうです

せっかく来たのに

なんにもないので 御免...

この斬新な歌詞...やはり陽水さんは天才です(笑)。この後も訪ねてきた友人に何もしてあげれない状況を切々と語って行きます。今となってはなぜこのレコードを最初に購入したのか覚えていませんが、多分この歌い出しにやられたのではないかと。。。

この曲が発売された1975年は、昭和枯れすすき(さくらと一郎)、シクラメンのかほり(布施明)、港のヨーコヨコハマヨコスカ(ダウンタウンブギウギバンド)などがヒット。洋楽では、Please Mr Postman-(カーペンターズ)、そよ風の誘惑(オリビア・ニュートン・ジョン)などがヒットして、僕も両方ともレコード買いましたね。
この75年あたりから、僕は音楽に目覚めて行きます。年の離れた兄の影響か、少し早熟で同世代の友だちと全く音楽の話が合わなかった事を思い出します。

これから、今回のような昔話や今、気になる音、ミュージシャン、映画等紹介していくので、暇つぶしに観てもらえれば、と思います。

BEAUTY

こんにちは、脇です。ビックサイトで開催されているビューティーワールドにご招待され行って参りました。美容関係者向けのイベントで、最新コスメやエステマシンが一同に揃う、新作発表&商談の場。実力派部分痩せジェルのsyunbisoのブースでは体験コーナーもありました。ウエストラインにジェルを塗り、丁寧にマッサージしてシェイプしているところ。来場者のみなさん釘付けでした。ジュンビソー.jpg
新しい何かを求めて訪れる人たちと、新しいソフト&ハードを提供したい人たち。目的がはっきりしていて無駄のない気持ちよいイベントでした。

一番行列が出来ていたブースは、美容シートマスクのEORA。シート手袋.jpg
美容液の入ったビニール手袋。1セット100円(展示会価格)。
ヘアーサロンの方、是非+αのサービスにいかが?
施術中、座っているだけのお客様の手や足にスポッとはめておくだけでスベスベ肌に。
ローズの香りに癒されます。

FONDすくすく

こんにちは、山口です。
我が家のFONDがやってきて早、3週間。体重も7kgにまで育ちました。このまま行くと20kg越えは確実そうです。
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先週ワクチンも済み待望の散歩なのですが、なんとも肝が据わっているのか、車や自転車に驚きもせず悠々としています。他の犬と会うと、すぐお腹を出して遊んで〜って感じで、トレーニングしなくてもいいなかな〜?と思うほどお利口です。ただし、自我が出てくるのはあと1ヶ月後位なので、その頃にはトレーナーを付けようと目論んでます。
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とにかく、とてもやさしいこの子の成長が楽しみでなりません。

洋食シカタ

こんにちは、山口です。
事務所の近所に、8ヶ月くらい前に小さな洋食屋ができました。名前はシカタ。ちょっと変わった名前。。。
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店先には、店の大きさに見合わない大きなロースターが "どん!" と置いてあり、なんだか本格的...「よくもこんな路地にお店を出すもんだなぁー」と、数回お店を素通りしていたのですが、去年の年末、思い切って入店!
店内は何と言うか...個性的です(笑)。。。
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オールドスタイルのハワイ?が好きなマスターの趣味部屋と言った感じ。店の奥はハワイの応接間。。。
で、肝心の料理ですが、これが凄い! うまい!! うま過ぎる!!! なんなのココ!!
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メニューはミートソース、ナポリタン、オムライス(デミグラスとトマトの2種類)、カレーライス(ビーフ、ポーク、ホワイト)、そしてロティサリーチキン(ローストチキン)など。
聞けば、元々屋台でこれらのメニューを出していた、超人気店との事。仕込みに使っていた物件をお店に改装。なるほど、路地にある訳だ。
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先日久々に、雨の夜1人でディナーに行ってきました。1人で行ってもマスターがいい感じに緩くて和めます。面白いのが、オリーブをつまみに頼んだら、今日は無いからってソーセージが5本くらい出てきた...
お店も狭いから、すぐ他のお客さんと会話も楽しめ、大満足でした。

今まで、パスタとオムライス、チキンは食べたので、残るメインディッシュのカレーを食べたいと思い、今日ランチしてきました。今日はポークカレーだったんだけど、...これがまた、うま過ぎ! カレーに関しては、皆さん、うるさいでしょ? でもこれを食べたら黙っちゃいます。神保町のあんな店やこんな店よりもうまい!言っちゃいますが、オレ史上最高のカレーがココにあります。全ての料理は化学調味料未使用。ていねいに作られたソースはどれも絶品です。
子供、犬もOKのシカタ。是非、一度足を運んでみては?

洋食シカタ
世田谷区深沢1-12-3 TEL.03-5760-0069
11:45-15:00 / 17:00-22:00
休:日曜日

new KIMONO

こんにちは、脇です。
ヒルサイドギャラリーで行われているgirlsというエキシビジョンで、やまもとゆみさん
という素敵な女性に出会いました。
彼女の肩書きは"旅する着物作家"。
洋服の生地を用いてミシンで着物を作る方です。
生地はヨーロッパのヴィンテージ生地だったり、オリジナルプリントだったり。
オリジナルプリントの場合、イラストから起こしてくれます。
素材はコットンや麻など。
着物用のきゃわいい下着(襦袢風のものだったり、ブラ+ショーツだったり)や、
帯や帯留、足袋、下駄、となんでも作っちゃう女性(履物のベースは職人さんですが)。
堅苦しいハズの和装を、現代のライフスタイルにマッチするよう様々な工夫でアレンジしている彼女の作品は、まさにアイディアの宝庫!
彼女と話していると、無性に着物が着たくなってきた。
浴衣と訪問着の中間くらいの、和服と洋服の中間くらいの、着ていて疲れない、とびきりお洒落で自分だけの着物で、オーダーメイドでリーズナブルで...
という願いを叶えてくれそう。
彼女の作品がパリジェンヌに大人気、というのも納得。
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やまもとゆみさん(左)とtouta.のユーゴ(右)
ゆみさんが手にしているのは、シルク生地にデジタルプリントを施した帯。
伝統とテクノロジーの融合ですね〜。
こうなってくると、和服の可能性がグッと広がります。
ユーゴが手にしているのはゆみさんの著書。

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青森の伝統工芸"津軽塗"の草履と、ドット柄の畳の草履がとても気になった。

east tokyo

こんにちは、脇です。
霧雨と曇り空がしっとりと心地よい今日ですが、こんな日は心も静かに穏やかになり、何事も冷静に判断できそうな気がしますが、毎日の激しい気温差に、みなさん、体調崩していませんか?

1、2年前から急にホットな街へと変貌し始めている東京の東側。浅草や馬喰町、蔵前の辺りです。建築家やアーティストがどんどんこのエリアに移動し始めて、お洒落なアートギャラリーやカフェが増えてきました。
そして昨日、蔵前にmirrorという新しいスポットが誕生しました。

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カフェやギャラリーの他にシェアオフィスのフロアもあり、入居者が好きなサイズ、好きな内装にカスタマイズ出来る。ロケーションは隅田川沿いで、川の向こうにはスカイツリーがそびえ立つ。青山などの西側と比べると、昔ながらの商店が軒を連ね、江戸の城下町の雰囲気が残っていて情緒溢れる街。
この辺りに事務所を構える、というのもなかなか面白そう。
昨夜のオープニングセレモニーには、伊勢谷友介くん率いるREBIRTH PROJECTの震災復興支援のチャリティイベントとしてアーティスト横田光隆氏のアートインスタレーションを開催していました。ケータリングには、REBIRTH PROJECTが作っている減農薬のお米で炊いた豆ご飯なんかもありました。

蔵前、浅草橋というと問屋街なので、広告スタイリストをしていた頃はしょっちゅうお世話になっていました。造花やパッケージ、食器の問屋もあれば、花火や食品サンプル、リボンの問屋もあります。
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mirrorには、川沿いを走るランナーの為のシャワーなんかも完備されるみたい。
晴れた休日、遊覧船に乗ってこのエリアの景観を楽しむのもいいかも。
ちなみに、TOKYO CRUISE LINEという浅草から日の出桟橋の航路を走る船には、
松本零士デザインの宇宙船のような船"ヒミコ"なんてのもあるらしいヨ。

東京の台所

こんにちは、脇です。
まだ5月だというのに、今日は蒸し暑い1日でしたね。

今日は築地の青果市場で、震災被害を受けた栃木の野菜を応援するイベントがありました。今回の震災による被害は、地震の揺れよりも停電により温度調節が出来なくなり、野菜が凍傷してしまったことの方が大きかったようです。ほうれん草や春菊などが一時出荷停止となりましたが、ようやく出荷再開となったようですね。値段は下がってしまったようですが、動きが出始めてきているので、市場は復活しつつある様子。

栃木といえば、イチゴ(とちおとめ)が有名ですが、イチゴの生産量は日本一。
栃木の農産物全体の46%を占めています。
「ミツバチなくしてイチゴはない」というのはイチゴ農家の人の話。
栃木のイチゴハウスの中にはミツバチがたくさんいて、ミツバチの生育に適した温度に設定されており、イチゴとミツバチが共存しています。

その他、トマトやニラ、茄子、長ネギなどの野菜も豊富で、実は東京に住む私たちの食卓を支えてくれているんですね。
栃木の野菜がおいしい理由は、日光連山の豊かな自然&関東平野北部の日照時間の多さが理由だそうです。
栃木の中心、宇都宮市の日照時間は全国で4位なんだって。
栃木では日照時間の多さを生かした、ハウス栽培が盛んなようです。

なるべく地の物ものを、という環境を配慮した野菜の選択方法にばかり気を取られていた昨今だったけれど、産地による味の違いを楽しむ、というのを思い出す良いきっかけとなりました。

栃木の白美人ねぎは生でもおいしくて、5cm長さに切ったものに、マヨネーズ:味噌を1:1で混ぜた味噌ディップを添えたり、めんつゆに漬けただけでもツマミになります。

ニラの茎元部分を醤油漬けにした「にらねっこ」はクセになる味。


青果市場の見学もしてきました。
競りが終わった後の、一段落した仲卸さん。
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メキシコからきたカボチャなど、輸入物の野菜もたくさんあります。
日本人は世界一野菜にうるさい人種で、for japanの野菜にはどの国も細心の注意を払い、最良の品を出すそう。
見て美しい、食べて美味しい、というのは土壌や天候に恵まれていることだけでなく、作り手の愛がこもっていますからね、やはり価値を感じます。

築地で一番有名な仲卸の「くしや」。
築地/くしや.jpg
ここでは珍しい野菜や飾り用の葉などなんでも入手出来る。
刺身のツマなんかも豊富。これも刺身のツマで「ボウフ」。
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枝豆の価値は葉で決まる。
築地/枝豆.jpg
こんなに元気な葉はスーパーでは見れない。

スーパーで買うと、市場の価格+流通費+人件費がかかるので値段が倍以上に膨らみます。その倍以上に膨らんだ価格の3割がスーパーの売り上げになります。

築地は昭和10年に出来た古い市場。
石原都知事に3Kと言われ、移転することに...
豊洲に移転したら最新の環境のもとで野菜が管理されます。

築地場外.jpg
せっかく来たので場外市場に寄り道して、かつおぶしや海苔を買って帰りました。

社会おべんきょう

こんにちは、脇です。
キッザニア東京へ行って参りました。
キッザニアとは、ご存知の通り、子供が遊びながらにして本格的な職業体験をし、社会を学ぶことが出来るところです。この世界には、実在する企業だけが入っていて、子供たちはそこで仕事をし、お金(そこでの通貨"キッゾ")を稼ぎ、買い物や様々な体験をすることが出来ます。大人は、子供と同伴でないと入場すら不可能、というシステム。

コカコーラのボトリング工場。
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本物の機械をキッズサイズで作っているところから企業の"本気度"が伝わってくる。
感動もんです。


DONQのパン工場では、デニッシュとクロワッサンを作る前に、小麦がどうやってパンになるのか、から教えます。
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ミニサイズのハトバス。
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画面右手がバスのお尻です。
中には制服を着た子供のバスガイドがいます。

子供は全てを任されると、とたんにイキイキと輝き始めます。
ここで得た体験を、実生活にフィードバックするのでしょうね。

ところで、今日は母の日。
新聞受けに赤いカーネーションが一輪入っていました。
朝日新聞からのプレゼントです。
思いがけない贈り物に、送り主の顔も見えないのに感動してしまいました。
赤いカーネーション一輪がこんなに嬉しいとは。
こんなことをみんなにしている朝日新聞社って素敵ですね。

RUN

おはようございます、脇です。
遅ればせながら、ランニングを始めました。
昨日から始めたので、今日で二日目です。
ランニング用ウェアを、ソックスから下着まで揃えました。
何事も形から。だってそのほうが気持ちが盛り上がるからね。
そういうの、大事だと思います。
スニーカーは、短時間のランでも効率よく筋力UPするという、
NIKE FREE RUN +2を選びました。
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とても軽量でソールも薄く、裸足に近い感じ。
10km以内のランに向いているようです。
これをNIKEのRUN用5本指ソックスで履きます。
滑り止め付きのね。
朝5時の外は空気が澄んでいるし、走り終わったあと数時間は続く爽快感。
これはヤミツキになりそう。
いつか走ろう、と思っているアナタ、今が一番気持ちよい季節ですよ〜。
一緒に早起きして走りましょっ。
走り終わったら、野菜ジュース&サラダで、野菜をたっぷり摂りましょう。
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今日のサラダには、母からのお裾分けマカロニサラダとアルファルファを入れました。
アルファルファには、ベータカロチン、ビタミンB、ビタミンE、ビタミンK、葉酸
などの栄養素のほかにオクタコサノールという成分があり、ストレス耐性を高める効能があるみたい。
母が作ったマカロニサラダにはセロリも入っていたのですが、全体的にもったりしがちなマカロニサラダがさっぱりしゃっきりして美味しかったです。