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new KIMONO

こんにちは、脇です。
ヒルサイドギャラリーで行われているgirlsというエキシビジョンで、やまもとゆみさん
という素敵な女性に出会いました。
彼女の肩書きは"旅する着物作家"。
洋服の生地を用いてミシンで着物を作る方です。
生地はヨーロッパのヴィンテージ生地だったり、オリジナルプリントだったり。
オリジナルプリントの場合、イラストから起こしてくれます。
素材はコットンや麻など。
着物用のきゃわいい下着(襦袢風のものだったり、ブラ+ショーツだったり)や、
帯や帯留、足袋、下駄、となんでも作っちゃう女性(履物のベースは職人さんですが)。
堅苦しいハズの和装を、現代のライフスタイルにマッチするよう様々な工夫でアレンジしている彼女の作品は、まさにアイディアの宝庫!
彼女と話していると、無性に着物が着たくなってきた。
浴衣と訪問着の中間くらいの、和服と洋服の中間くらいの、着ていて疲れない、とびきりお洒落で自分だけの着物で、オーダーメイドでリーズナブルで...
という願いを叶えてくれそう。
彼女の作品がパリジェンヌに大人気、というのも納得。
やまもとゆみ.jpg
やまもとゆみさん(左)とtouta.のユーゴ(右)
ゆみさんが手にしているのは、シルク生地にデジタルプリントを施した帯。
伝統とテクノロジーの融合ですね〜。
こうなってくると、和服の可能性がグッと広がります。
ユーゴが手にしているのはゆみさんの著書。

やまもとゆみ津軽塗.jpg
青森の伝統工芸"津軽塗"の草履と、ドット柄の畳の草履がとても気になった。