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木の神秘

こんばんは、脇です。
今日はしとしと雨降りの一日でしたね。

昨日は青山へ行ったので、気になっていた棚田康司展を覗いてきました。
日本古来の木彫り技法である、一本の木から頭部と胴体を彫出す「一木造り」で制作された立像たち。
木には生き物の持つすさまじさがあり、切ってからも呼吸をしている。
棚田さんは、木との対話を絶えず続けながら作業を進めていくそうです。
棚田康司2.JPG

棚田康司1.JPG

棚田康司.JPGなめらかでやや艶がありながらも、骨や血を感じる質感。
今にも静かに動き出しそうなポーズ。
そして、なんとも美しく透き通るようなブルーグレーの瞳が圧倒的な存在感を放っていて、とても神秘的でした。古来より日本には神木や霊木といった考え方があり、木に命を見る日本人的な感覚を大切に制作されているようです。

先日の巨大な台風で、近くの呑川緑道の桜の木が何本かなぎ倒されました。
あの桜の木がねぇ...と嘆きにも似た驚きを感じてしまうのは、日本人ならではなのかもしれません。

棚田康司展は10月10日まで、青山スパイラルにて。

180°SOUTH/ワンエイティ・サウス

こんにちは、山口です。
今回ご紹介の映画は、『180°SOUTH/ワンエイティ・サウス』です。
パタゴニアへ旅した2人のアメリカ人、イヴォン・シュイナードとダグ・トンプキンスは帰国後、それぞれ小さな会社を設立。それが「patagonia」と「THE NORTH FACE」!!
僕の人生に大きな影響を与えた2人の、人生の旅を描いたライフドキュメンタリーです。

〈以下、抜粋です。〉

1960年代の初め、パタゴニア創業者、イヴォン・シュイナードは登山道具を作っていた。
自分のために趣味で作っていたが、製品の機能が優れていたため評判になり仲間を集めて工房を設立。

1968年のある日、親友のダグ・トンプキンスが南米パタゴニアの山を登らないかとイヴォンに声をかけた。
2人はすぐに意気投合し、サーフボードや登山道具、旅を記録するための15ミリのカメラをバンに乗せ、南米へ向かう。
当時人気がなく全くの未開地だったパタゴニアの自然は2人の男に衝撃を与え、その後のイヴォンとダグの人生に大きな影響を及ぼす。
それから40年近くの時が流れ、彼らの生き方に魅せられた1人のアメリカ人青年が、伝説の旅を追体験していく。1960年代の終わりに、2人が旅から得たものは何だったのか...?


この映画はもう上映は終わっていますが、DVD等で見られます。
旅、サーフィン、登山を通して、自然の美しさや恐ろしさ、そして決して失ってはいけないものが見えてきます。
今こそ、見て頂きたい作品です。

SOUP

こんにちは、脇です。
今日は朝からちょっと曇り空。
こんな日の朝は、暖かいスープを飲んでホッとしたくなる。
娘が大好きなジャガイモのスープ。
バターとジャガイモと玉葱をゆっくり炒めて...
娘が風邪気味なので、今日はにんにくも入れました。
煮込んで、バーミックスで撹拌して、牛乳でのばして...
これが南瓜になったり、カリフラワーになったり、そのとき冷蔵庫にあるものや
気分で変えて。
スープ1.JPG
でも、昨日の新聞で新しいスープのレシピに出会いました。
有元葉子さんのレシピで、南瓜と人参と玉葱のスープ。

一口大に切った野菜をオリーブオイルとバターでじっくり炒め、ほんの少しの水でを加えて蓋をし、弱火で10分蒸煮する。ミキサーで液状にしたら、鍋に戻し弱火にかけ、なめらかなクリーム状になるよう、少しずつ水を足す。極めつけは、ヨーグルトと牛乳を密閉容器に入れて振って撹拌し、軽く泡立て、塩とともにスープにトッピング。
スープ自体を牛乳でのばさないんですね。
3種の野菜のバランスが大事だそうで、南瓜大1/4個(450g)、人参大1/2本(90g)玉葱大1/2個(160g)が絶妙らしい。ヨーグルトは無糖で、牛乳とそれぞれ大さじ2。蒸し煮の水は100ml。

煮る時間や水の量は、野菜や鍋、火加減によって変えて。じっくり蒸した方が、なめらかなクリーム状になりますよ。人参と南瓜から抗酸化作用を摂りましょう。人参のカロテンは、ミキサーで細かく砕いた方が吸収がよくなるそうです。

秋の風

こんにちは、脇です。
10月になりましたね。
ここのところ、カラっと気持ちのよい天気が続いています。
随分涼しくなったので、犬の散歩に出かける時間が制限されなくなりました。
特に、朝や夕方の空気が気持ちいい。
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今日はどこからかキンモクセイの甘い香りが風にのってやってきて、鼻をくすぐった。
"今"この時期限定の、大好きな香り。

Ballet

こんにちは、脇です。
先週末は7歳の娘のバレエの発表会がありました。
バレエ2.JPG
こういう場があるということは、子供にとって良い刺激であり、やはり日頃の稽古の励みになるようです。舞台の袖で我が子を見送る親達は皆、子供達以上に緊張していましたが、子供って緊張しないんですね。翌日には「次の発表会いつ?」と聞いてきます。これくらいの年代の子供は、こちらが上手に気持ちを持ち上げてあげれば、ちゃんとついて来てくれて向上心が芽生え、自分から努力をしてくれます。
子供の成長を肌で感じられることこそ、子を持つ親の醍醐味ですね。

大切な友人から頂いたマカロンを頬張りながら、小さな花束でいっぱいになった我が家のテーブルを眺め、幸せを噛みしめた夜でした。

pink floyd ウマグマの写真

こんにちは、山口です。
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この作品は、僕の敬愛するヒプノシスがジャケットを担当した、ピンクフロイドの"ウマグマ"です。このアルバムは69年にリリースされたもの。内容は語りだすとかなりマニアックになってしまうので控えますが、とにかく実験的で斬新な音は、ブリティッシュ・プログレを語る上で重要なアルバムだと思います。この作品を10年くらい前に手に入れてから、ずっと我が家のメインビジュアルになっています。本当にいつ見ても素晴らしい完成度。いつかこんなデザインをしてみたい。

It's cool !!

こんにちは、脇です。
先日、LanaiTRANSITのショールームで素敵なバッグに出会いました。
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Dartin Bonapartoとのコラボだそうです。
ふっくらとした上質な革製の、シンプルなボストンバッグ。
そしてロックなデコがいい!!
なんでも入ってしまいそうな大きさなので、なんでも放り込んでしまいそう。
こんなバッグをラフに持ち歩けたらカッコイイですね。

IDJUT BOYS "Cellar Door"

こんにちは山口です。
久々の音紹介ですが、今回はディスコ・ダブの先駆者、IDJUT BOYS の初オリジナルアルバム "Cellar Door"です。
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僕の知っている限りでは、多分デビューして18〜19年目にしての初オリジナルアルバムです! 正直、待たせ過ぎです!!僕はデビューからず〜と彼らの生音を交えたディスコ・ダブが好きで、オリジナルアルバムが出るのをひたすら待っていました。彼らの音の特徴は、ダンスミュージックだけに固執せず、メジャーとアンダーグラウンドを抜群のセンスでクロスさせる柔軟さにあります。彼らのローツであるDJハービーの流れをさらにマッシュアップしたこのアルバム。当然、おすすめです!!

これは、2009年の朝霧ジャムでのDJプレイ。ベタベタな選曲がコアファンがいない朝霧の雰囲気を良くわかっています。DJとはこうあるべき!のお手本です。

Lisa Larson Friends

こんにちは。山口です。
この何ともゆる〜いオブジェは、Lisa Larsonさんの作品。タイトルはFriends。
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ここ数年で、彼女の作品を扱っている店舗も増えましたよね。僕も彼女のファンで、犬の作品は幾つか持っています。その中でも少し異色なのがこの作品。
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彼女の作品には珍しく、人間と犬が抱き合っている、何ともあたたかなもの。ピグを亡くした僕に、妻が誕生日に買ってくれたものです。犬はダルメシアン?だけど、何だかピグと僕を表している様で、大切にしています。

touta.展示会

こんにちは、脇です。
先日、touta.の展示会に行ってきました。
以前アトリエだったところを改装し、ショールームに。
9月20日からは旗艦店としてOPENするそう。
touta.正面.JPG
リサイクル生地で作った手作り布ナプキン。
同じ柄は二つとない。
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我が家の着なくなった服はたいていここでリサイクルされているので、もともと私の服や帽子だった生地が、ブランケットやソックスなどのパッチワークの一部となっていることがよくあります。touta.ユーゴの愛情により姿形を変え商品化されたグッズの、ほんの一部分の生地と久しぶりのご対面をして、思わず「うわ!懐かしいっ!」と叫んでしまうことがあります。

この瞬間こそが、リサイクル現場の臨場感!

me,we Tワンピ.JPG
以前、Hotel CLASKAにオフィスがあった頃、me,we,nightというクラブイベントをCLASKA1Fで開催していました。そのとき作って大人気だったTシャツも見事にかわいいワンピースと化していました。
SUPER MEとtouta.との間接的なコラボですね。

布ナプキンの他に、リサイクル生地で作ったマフラー、レッグウォーマーなどが並んでいました。場所は、私も以前住んでいた世田谷区若林。
最近HOTな街として進化している松陰神社商店街の近くです。

自分の体のリズムとしっかり向き合いたい女子は、是非足を運んでみて下さいね。
きっと大きな変化を得ることになるでしょう。

冬物撮影

こんにちは、脇です。
暑い日が続いていますね。
しかしこんな暑い中、冬物カタログの撮影です。
ハウススタジオでの撮影だったのですが、窓からは強烈な日差しが...。
そしてモデルはアウター+ブーツを着用。
仕事ではなく現場研修として参加したFONDは、スタジオ内で最も涼しい冷房の風が直接当たる場所をKEEP。
みんながどれだけ動いていようがおかまいなし。
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こういう犬の行動を、動物病院の先生曰く「犬力が高い!」というらしい。

ピグ

山口です。ピグが死んでちょうど半年が過ぎました。
ピグ00.jpg
未だに、心の傷は残っているけど、彼の死は、確実に僕を大きくしました。
ありがとう。ピグ。

yamato

It's wonderful!!

星のこども

星の配置
この音とあの音の音階
この色とあの色の配列
粒子とひも、色とかたちが溶融して
星座の秘密として取り出されるとき
美しいものになる。
絵画はその技術になる。
美しいものがいまなぜ必要かといえば、宇宙の秘密に触れる経験だから
そして、人は星のこどもだから。
(山口啓介)
けいすけ1.JPG

けいすけ.JPG

「星のこども」山口啓介/白井美穂 二人展 
KANEKO ART TOKYOにて

full moon

こんにちは、脇です。
昨夜は美しい満月でしたね。
白い花.JPG
日が暮れ、そらにピカッと輝く月を見て中秋の名月だと思い出し、
ススキを飾るのも、お団子作る準備も何もしていないことに気づきました。
でも、もうこんな時間。
今年はそういうことは省略して、子供部屋の窓から娘と一緒に天体望遠鏡(簡易的なものだけど)で月の表面を観察し、お月さまにお手紙を描いて、それをお月さまから見えるように窓に貼って眠りました。
それにしても、電気みたいに明るく夜空を照らしていましたね。

FOND

7ヶ月になったフォンド。
クーラーの下で、ごろんごろん。
あー、ねむいねむい。
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ICED TEA BAG

こんにちは、脇です。
空は高く、すっかり秋の雲。
とはいえ、まだまだ暑い日が続いています。

先日、友人にLEAFULL DAEJEELING HOUSEの紅茶を頂いたのですが、
水出しタイプなので、手軽にアイスティーを楽しめるところが気に入っています。
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夜寝る前に、ボトルに水と一緒に入れて冷蔵庫に冷やしておけば、
翌日の朝食に美味しいアイスティーを頂けます。

朝から美味しいアイスティー。
レモンの香りに癒され、気持ちよく一日をスタートできそう。

ふたり女子会

こんにちは、脇です。
昨日、女友達に夕飯を招待された。
子供も一緒だったけど、まぁ、女子二人だけ。
なのに、ベランダでバーバキュー。
バーナーでダイナミックにガーっと炭を燃やしてね。
テーブルに並んだ野菜や肉、貝類を順々に焼いていって。
そして、キンキンに冷えたシャンパン。
こういうおもてなしは嬉しい。

この夏の旅ばなしに二人で盛り上がり、次のキャンプ地について計画をたてる。
美しい女性とは、強くたくましい女性だとつくづく思う。

特注したという新島ガラスのクーラーは、楕円型で自然なオリーブ色が美しかった。
新島ガラス.JPG

ボタニカ問答帖

こんにちは。山口です。
この本面白いです。ボタニカ問答帖は、植物を擬人化してインタビュー形式で、その植物の成り立ちや、特徴を解説していく本。
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植物にそれほど興味が無くても、彼ら(植物)とインタビューアの会話の妙技に思わず、笑ってしまいます。また、斉藤圭吾さんの写真も美しく、植物ごとの短いお話なので、寝る前のちょっとした時間にもぴったりです。

突然のおきゃくさま

脇です。
ベランダで洗濯物を干していたら、背中に視線を感じた。
振り返るとそこに、カマキリがいた。
あんまりじっと見ているので、私もまじまじと観察した。
なんて変わった形をしているんだろう。
カマキリ2.JPG

それから...
この年になって初めて知ったことがある。
ひまわりの花びらが、何日もかけて少しずつ開いていくということ。ひまわり.JPG
そんなことも知らずに、今まで生きていたなんて。