2011.06.12
宮城県亘理町
こんにちは、山口です。
先週末、宮城県亘理町にボランティア&炊き出しに行ってきました。参加したのは14名の友人達。9日の深夜にバスにて東京を出発して、たった1日だけのボランティアでしたが、僕にはとても意味のある1日でした。
避難所の周辺は思いのほか、震災の影響は見られなかったのですが、少しバスを走らせるとテレビで見ていた光景が次第に広がって行きました...
どうしてもっと早く来れなかったのか...そんな思いで胸が苦しくなりました。
避難所に炊き出しの荷物を降ろしてから、ボランティアセンターで仕事を割当られ、朝から夕方までお寺の清掃を担当。何の因果か僕の実家もお寺なので、とても不思議な気持ちでした。実は、実家のお墓も清掃した事がないのに、他人様のお墓を掃除している...これは、ご先祖様からのメッセージなのか...そんな事を考えながら作業を進めて行きました。
ただ、1日ではどうにもならないです。出来れば数日かけて、ちゃんとお墓参りが出来る様にしてあげたかった。そんな思いが心の中に沸々と湧いてきました。「また絶対来なければ...」と。
その後、避難所に戻り炊き出しのちらし寿司を用意して、皆さんに食べて頂きました。
出来は、多分上々?! 少し量が少なかったけど、何とか皆さんに生魚を振る舞う事が出来て良かったです。
全ての作業が終了して、帰る時には皆さん、お見送りに出てきてくれて、本当に嬉しかったです。
今回このボランティアに参加した友人達は本当に最高のメンバーでした。このチームならこれからもこの活動を続けて行けると確信しています。
僕ら14人に出来た事はとても小さな事だったけど、活動を続けて行く事で、確実に少しずつでも復興に繋がると思います。
僕の中で、何かが始まった事に気づけた大きな1日でした。