2016.09.13
参鶏湯の炊き出し
こんにちは、脇です。
熊本の炊き出しメニューは、カレーライス、味噌汁、スイカスムージー、それから私が担当した参鶏湯など。
熊本の美容師チームが作る味噌汁は、なんと鰹節を手で削るところから始まります。
茄子や揚げ、茗荷が入った、もうこれはとびきり美味しい味噌汁でした。
参鶏湯の方は...
のはら農研塾さんに丸鶏5羽を手配して頂き、のはら農研塾育ちのもち米(精米したて)、私が持って行った高麗人参などの生薬をたっぷり入れて作りました。通常、参鶏湯は一鍋に1羽で作りますが、今回は大鍋二つに3羽と2羽に分けてまとめて煮込みました。
こんな経験は初めてですが、なかなかダイナミックで面白かったです。
煮込みに時間がかかったので、会場に持って行った時にはみなさん既に満腹状態でしたが、、、
満腹状態でも美味しい、と喜んでいただけたので、何はともあれ良かったです。
それより「参鶏湯って何?」という方が多く、「鶏肉を丸ごと高麗人参などと一緒に煮込んだ薬膳スープで身体が温まりますよ〜」と毎回説明する必要がありました。
それはそうかもしれません。考えてみれば、私が子供の頃には聞いたこともなかったですから。年配の方は知らなくて当然だと思います。「薬膳」という言葉が分からない方ももちろんいらっしゃいました。
きっと韓国ブーム以降ですよね、プルコギや参鶏湯、サムギョプサルなどのメニューが輸入され、一般的になったのは。
ずっと実現したかった被災地での参鶏湯炊き出しを叶えてくださった、LOVE FOR NIPPONのリーダーCandleJUNEくんに感謝です。
渡辺俊美さんの温か〜いライヴもあり、ほんのひと時ではありましたが、避難所で生活されているみなさんと、全国から集まったラブフォーニッポンメンバーと共に過ごした、忘れられない夜となりました。