2016.03.22
卒業式
こんにちは、脇です。
先日、娘が小学校を卒業しました。
振り返ってみると、6年間いろいろありました。
家から少し離れた私立の小学校に通っていたので、初めの一ヶ月はバス通学に付き添う生活でした。
学校生活に馴染めず、早くママに会いたくて、帰りの会が終わると校門で待つ私のところへ走ってくるような娘でしたが、いつの間にか、朝は誰よりも早く学校へ着いていたいと早起きし、わざわざ早いバスに乗り楽しそうに通学するようになっていました。
毎日、学校での出来事、クラスの人間関係を細かく話してくれるので、学校での様子が手に取るように分かり、クラスの子どもたち全員が我が子のようにかわいく思えました。あの子はちょっと荒れてきたな、とか、随分落ち着いて立派なお兄さんになったんだな、とかね。もちろん、娘が学校でトラブルを起こしたこともありました。
そんな6年でしたので、私自身の学生時代の古い思い出よりも、ずっと鮮やかで楽しく思い出深く、娘とともに学んで成長した濃い6年でした。
この6年で、娘の人生のベースは完成したと思っています。そして、私も親としてのブレない指標を養えたので、これから先に迎える思春期ならではのトラブルも、娘と一緒に乗り越えていけるだろうと思っています。
そんな娘とは、卒業式の服装に袴を選びました。
最近の袴には、浴衣にあるような派手な傾向があり、レース使いや花柄などラブリーなものが多かったのですが、明治時代の女学生風を狙って最もベーシックな袴を選びました。
着付けをお願いしたヘアメイクさんに髪を編み込みアップにしてもらい、白い生花を付けましたが、やはり生花は持たないので造花が無難でしたね。卒業式が終わった時点で花飾りだけ外すことになってしまいました。
袴はネット上で選び、本番三日前に届きました。返却用伝票付きなので、入っていた通りにバッグに戻し、そもまま洗わずにゆうパックで返す、という便利なシステム。
何もかもシステマチックな世の中ですが、時間がない人には非常に有り難いですね。
そして卒業式の後は、謝恩会を途中で抜け、中学校の制服を作るために制服屋さんに採寸しに行き、また謝恩会に戻る、というバタバタの1日でしたので、ひと段落した今、しみじみ小学校生活を振り返るのでした。
さて、気持ちは中学校へ向けなくては!