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2016.2.11

こんにちは、脇です。
今月の月命日もラブフォーニッポンの活動に参加し、福島県熊耳仮設住宅へ行ってきました。

ラブフォーニッポンの活動も5年経ち、福島全域に深いネットワークができてきました。
私たちの訪問先が、福島県民同士が互いに助け合う場にもなってきました。

福島市森合幼稚園のお母さんたちが持ち寄ってきてくれた手作りご飯。心のこもったご飯は、なんて美味しいのでしょう。みんなで楽しく頂きました。
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この日、熊耳仮設住宅に集まったのはここで暮らす方だけではありません。福島のあちこちから大勢が集まり、とっても賑わいました。なかには、車で1時間かけて来てくれた家族などもいました。みなさん、毎月行われるラブフォーニッポンのイベントを楽しみにしてくれているようです。
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そんなわけで、会う場所は違えど、何度も一緒に月命日を過ごしている福島の方がたくさんいます。
「また会えたね」と挨拶を交わし、帰り際には「また月命日にね」と言って手を振る。
おじいちゃんも、おかあさんも、ちびっこも。
もちろん、メンバー同士もそう。
なんだか家族みたい。
ここは、みんなが純粋な気持ちで集まる、気持ちのよい空間。
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今回は、おばあちゃん達と折り紙を折りながら、福島の現状についてゆっくり話す時間がありました。なかなか解決しない問題と、住人それぞれの想いが絡み合って、とっても複雑な状況であることがよくわかりました。

それにしても、5年も経つというのに未だ仮設住宅がなくならない、という現実。
いつになったら復興した、といえる日がくるのでしょうか...
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ラブフォーニッポンの活動はイベントの売上げやボランティア、スタッフの持ち出しによって支えられていますが、それにも限界がきています。
時間が経ち、少しずつ、みんなの意識から福島が遠のいていき、だんだん風化されてきています。でも、こうして福島へ足を運ぶと、被災地の現実を突きつけられます。
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ラブフォーニッポンはこの度、この活動を6年目も続けられるように、クラウドファンディングを始めました。福島へ行かずとも支援することができるようになったのです。
ご興味のある方はこちらをどうぞ。
もちろん資金援助だけでなく、毎月11日にキャンドルを灯して被災地を想うだけでも支援になります。

大切なことは関心を持ち続けるということ、なのだと思います。