2015.10.11
料理人ガストン・アクリオ〜美食を超えたおいしい革命〜
こんにちは、脇です。
食とは、国のアイディンティティーの最も重要な要素であり、人々の生活を向上させ、国をひとつにまとめる力をもっている。
『料理人ガストン・アクリオ〜美食を超えたおいしい革命〜』という映画の試写会に行ってきました。
ペルーを代表する料理人ガストンは、政治家でも革命家でもないけれど、食を通してペルーという国を変えた国民的ヒーロー。
そんなガストンがつくりだすペルー料理の背景にある、溢れるほどのストーリーを追ったドキュメンタリー映画。
彼の料理には、ペルーの歴史や文化、生産者の生活、環境問題などが一皿に盛り込まれているのです。果たして"命を頂く"ということに対して彼ほど真摯な料理人はいるのだろうか...
この映画を観て、毎日家族のごはんを作る身として、思い切りアタマを叩かれたような気分になりました。日々の食物の扱い方を深く反省しましたね。
料理人でなくても、料理に関わるすべての人に観てほしい映画です。
第6回東京ごはん映画祭
10/31(SAT)〜11/13(fri)
シアター・イメージフォーラム(渋谷)にて