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マグリット展

こんにちは、脇です。
ギリギリ滑り込みで行けた、マグリット展。
マグリット6.jpg

二十歳の頃、なんとなく気になる存在だったマグリット。
なぜか無性に観たくなり娘を連れて国立新美術館へ...

生で観る絵はやはり違いますね。
色彩の美しさ、光と影。

彼の作品に背後から大きくのしかかる暗闇の理由は、子ども時代に経験した母の自殺だったようです。
マグリット7.jpg
また、画面構成の気持ち良さは、商業美術家であったから。
彼が手掛けた展示会カタログや書籍も素晴らしかったです。

そして、最後の物販コーナーが良かった。
たいていこのテの物は残念な品揃えとなりますが、傘、クッションカバー、文房具...
LOFTの販売によりパリのarteumが手掛けたモノなので、おまけ感なくグッズとしてきちんと成り立つ商品ばかり。
マグリット5.jpg
娘が買ったのはハット型消しゴム付きえんぴつとパイプ型消しゴム。
私はトランプとクッキー。
マグリットのマグネット(!)、なんかもありました。
マグリット3.JPG
マグリットを鑑賞した娘の反応はというと...
このタイトルでこの絵?という不思議がどこまでも続く上に、生きた鳥をむさぼり食べる少女の残酷な絵もあり、娘にとってはちょっとシュール過ぎたようですネ。


マグリット展は国立新美術館にて、明日6/29まで。
お見逃しなく。