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candle JUNE

こんにちは、脇です。
先日、candleJUNEさんの講演会を行い、福島について語って頂きました。
キャンドルジュン.JPG
震災翌日から福島に入り支援活動をしてきた彼は、今でも「月の命日」である毎月11日に被災地を訪れて現地の方との交流を続けています。被災者に深く寄り添い続ける彼だからこそ知る、報道されない闇の部分。差別や性被害、高額な口止め料、アトピー性皮膚炎発症者の急増、そして、県内で釣りが認められるようになり捕獲した魚を食すことに対する規制がないという事実。

私たちにできることは何だろうか...改めて考えさせられる時間でした。
皆で火を囲うように輪になって座ると、次第に心が穏やかになっていきます。彼の幼少時代にまで遡る話もまた、大変興味深いものでした。


『灯すべき時に灯すべき処で火を灯す...その時其処で"平和"を感じてもらえればそれでよい』


もしも悲しみを、憎しみではなく幸福の種子に変えられたら...そんな願いを胸に活動するJUNEくんと久しぶりにゆっくり話しましたが、15年前に知り合った頃と変わらずに真っ直ぐなままで素敵な人でした。そして、私もまた近いうちに被災地へ足を運びたいと思います。

JUNEくんは、福島に住む方にそれぞれの想いをキャンドルホルダーに書いてもらい一緒に灯すLOVE FOR NIPPONという活動をしています。皆の声を世界に、そして福島に届けるために...