2014.10.08
フランス流子育てのヒミツ
こんにちは、脇です。
大きなプロジェクトを終え、ようやく日常が戻ってきました。
気付けばもう10月。早いですね...ここからは年末まで早足で過ぎていってしまうので、のんびりしていられませんね。
ところで昨日は大きなニュースに日本が湧きました。
青色発光ダイオード(LED)の開発&製品化で天野教授、赤崎教授、そして私の兄の師匠である中村教授の3名にノーベル賞が贈られることになりました。御三方の発明は地球温暖化対策への大きな貢献となりました。素晴らしいですね。
さて、今日は乳幼児の子育てに奮闘しているお母さんへ、オススメの本をご紹介します。
『フランスの子どもは夜泣きをしない』
フランス人女性は年配であるほど下着がセクシー、個人主義なので赤ちゃんに添い寝は愚か同じ部屋ですら寝ない、フランス人は自分の母親の裸を見たことがない...などなど、これまで私が聞いたフランス人に関するエピソードは不思議だらけ。そんなフランス人の"不思議"を少しずつ紐解いていきたいと思っていたところで出合ったこの本。どうやらフランス流子育ては、日本や欧米とは違って子どもに振り回されることがないようです。
そのヒミツについて書かれているのですが...
簡単にまとめると、フランス人の赤ちゃんは産まれた瞬間から一個人として扱われ、親は子どもにベッタリ寄り添って誘導するのでなく、一歩も二歩も引いて遠くからサポートする、という感じですね。
我が子の生きる力を信じている、という大前提があってのハナシです。
もちろん、全てのフランス人がそうで、全ての日本人が違う、という訳ではありませんが、極端に「フランス流はここが違う」と言い切ってしまうところもこの本の面白いところ。しかも、著者はアメリカ人で、夫はイギリス人。なのに日本人が読んでなるほどと思う。アメリカ流と日本流子育てがこんなにも似ているのか、という驚きの発見もあり。
この本、子育てに悩んでいる新米ママに貸したらとっても喜ばれましたヨ。
我が家には乳幼児はいないので娘がもっと幼いときに読んでいたら...と思いました。
出産を控えた友人に贈るのも良いかもしれませんね。