2014.07.30
ちいちゃなフワフワさん
こんにちは、脇です。
16歳のボノの誕生日から2ヶ月と10日経ちました。
心臓と肺の病を抱えながらも頑張るボノ。時に呼吸が乱れ、眼差し虚ろになれば今夜まで持たないのでは...と哀しみに打ちひしがれる日もありましたが、今は、おそらく悪いなりにバランスが取れてきている様子で、少し安定した日々を過ごすことができています。来客があれば玄関で暴れるフォンドと一緒に吠えてみることもあり、プライドの高さは健在のようです。
借りている酸素室には半分くらい入り、あとはカーペットの上で静かに寝ています。ただ、自力で立つことができず、サポートなしでの飲食やトイレは不可能です。
ともに暮らし、ともに年を重ねてきているので想定内の出来事ではありますが、これから犬を飼おうか悩んでいる方がいらしたら、是非、毎日の世話の延長線上には老化とともにやってくる介護もある、とお伝えしたいですね。
人間同様、医療の発達により動物の病も明らかになり、昔は「歳だったから」と納得していたものが具体的な病名となって知らされ、選択肢のある医療機関に治療法、年齢や犬種別の多種多様なフードにサプリメント...以前よりずっと長寿となりました。10年程前からのペットブームにより確実にペットも高齢化社会へ突入しました。最近は、「老犬ホーム」というのもあるらしいのですが、最期まで責任を取れないのに動物を飼うなんて悲しすぎます。動物だって痴呆にもなり介護が必要、といったインフォメーションをブリーダーなりペットショップが購入希望者にきちんと伝えるべきですね。
あとどれくらいボノが頑張ってくれるのかは分かりませんが、有り難いことに病院の先生は希望すればいつでも往診して下さるし、最低限のグルーミングもトリミングサロンに出張して頂けるので、この恵まれた環境と、いつまでも私の側に居ようとしてくれているボノに感謝しています。
もしボノがこの世から居なくなってしまったら...そんなことを考えると生きていけるのか不安になるくらい恐ろしいので、今は考えないようにしています。
そして、大きな茶色いフカフカさんの存在にも助けられていますョ。
なんとなくボノの側にいたいみたいで、こんな風に背中をくっつけて寝てみたり...
グレーのちいちゃなフワフワさんと過ごせる時間を大切に過ごしているのは、私だけではないようですネ。