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兼子真一 彫刻とドローイング展「脳の森」

こんにちは、脇です。

「人が生きる世界とは、"現実の世界"と"想像の世界"が混ざり合ったもの」

人それぞれ違う世界観を持ちながらも同じ空間で生きる"不思議さ""複雑さ"を表現する彫刻家 兼子真一さんの個展が素晴らしいです。
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タイトルは、彫刻とドローイング展「脳の森」。

心の奥底のある言葉にできない"部分"を丁寧に描く兼子さんの作品は、私のなかの"どこか"にいつも確かに響いている。でもそれがどの部分なのかはやはり、言葉にできない。
江戸時代の浮世絵春画に着想を得た新作も面白かったです。
兼子茅ヶ崎3.JPG
場所は、茅ヶ崎。
海が近いせいか、長閑な空気に心も体も緩んでくる。駅前の通りから海へと真っすぐ進む道にあるのに、羽衣ジャスミンの香りに誘われて路地裏に入り込んでしまったら、茅ヶ崎美術館の裏で迷ってしまいました。でも、美術館横に緑に覆われた気持ち良いスポットを見つけましたよ。時間が許すなら海まで歩いてもいいですよね。

開催は5月18日まで。
お見逃しなく。