2014.02.19
名犬サンパウロ
こんにちは、脇です。
また一頭の名犬がこの世を去りました。
2月14日、雪が降り積もるバレンタインの夜、サンパウロは天国へ逝きました。
ミニチュアプードル サンパウロ 12歳
ハリー、ナッティーに次ぐDOGMANの看板犬
はしゃぐのが大好きだけれど、とっても頭がよく、椅子の上にじっと乗っているのが得意。というか、訓練されているうちに、椅子の上がどこよりも心地よくなってしまったサンパウロ。いつお店に行っても、じっと椅子の上に座っていて、ときにはそのまま寝てしまったり...そこにいるだけで、ただ存在しているだけで、みんなを笑わせてくれる本当に素晴らしい犬でした。
ナッティーから始まったテディーベアカットを世に広めたDOGMANオーナー江頭くんが次に考案したプードルの新しいスタイルが、サンパウロカットでした。長めのカットに、エクステンションを付けたドレッドヘアー。一見、何犬か分からないスタイルはみんなの注目の的。寝そべる姿はモップみたいで、子供たちからも大人気。
約3年前に亡くなった、うちのピグとは同い年で大の仲良しでした。
そんなサンパウロの異変に気づいたのは、去年の夏の終わり頃。いつだって椅子の上にいたサンパウロが、椅子の下に隠れるように静かに寝ていました。それからしばらくして、顎の癌が発覚。動物はしゃべれないので、ほんのわずかなサインも見逃してはいけない、というのはピグやボノから学んだ教訓です。
それから通院生活が始まり、顎を切除する手術もして...
痛くて辛いはずなのに、頑張り続けるサンパウロ。
けなげで優しくて、誰よりも江頭くんのことが大好きで...
最期はドッグマンスタッフ全員に見守られながら、江頭くんの腕の中で眠るように逝ったそうです。愛犬を亡くし、散々泣いた後に会った江頭くんは、サンパウロの愛をたくさん受けて、ちょっと幸せそうにも見えました。
サンパウロ、たくさんの愛をありがとう。
今頃、きっと天国でピグと戯れ合っているんじゃないかな?