BACK >

blog

下水道と微生物

こんにちは、脇です。
先日、下水をキレイにするところ「水再生センター」を見学してきました。
併設の「虹の下水道館」は大変面白い施設で、ガラス張りの床の下に透明の下水道管が横たわっていて、設置されている洗面所やトイレの排水が床下の管を流れて行く様子を見ることができます。(もちろんキレイな水です。)

普段は見えないけれど、各家庭から出る生活排水はコンクリートの下の水道管で合流をくり返し、水再生センターへと向かう。水再生センターへ辿り着くまでは、キッチンからの排水もトイレの排水もなにもかもがごっちゃになって下水道管を通って行く。
トイレットペーパーも溶けずにそのままの状態で!!なんと恐ろしい!!!
考えてみればあたりまえだけれど、道路下がそんな状態なんて想像したことがなかったから驚きました。
有明.JPG
そして、人間が汚した水をきれいにするのは微生物なんですね。
微生物が水中の汚れを食べてくれるんです。
自然界に存在する微生物が、勝手に汚れを食べたり体に付けたりして重さで水底に沈む。そこでキレイになった上部の水を濾過していき、最終的には海や川へ放流。
水再生センターの最終段階の水には、なんとグッピーが生息していました。

水再生センターは地下にあり、地上は公園などとして有効活用されています。
ちなみに私が行ったのは、有明テニスの森の地下にある、有明水再生センターです。
PEN.JPG
下水道のこと、微生物のこと、興味がどんどん湧いてきたところで、penがこんな特集をしていたからビックリ。
なんて旬なネタなんでしょう。
もちろん、私的にですけどね...