2013.09.16
マジックアワー
こんにちは、脇です。
こんなに美しい空は見たことがない...というくらい今日の夕暮れの空は美しかった。
娘とスーパーで買い物をして外へ出ると、さっきまでとはまるで違う、ピンク色と黄金色が混ざったような美しく輝く世界が広がっていた。
太陽が地平線に沈んでから完全に暗くなるまでの十数分の間、不思議な色の光に包まれる魔法の時間。
通り行く人も、建物も、すべてが美しく輝き、空の色はオレンジ、みずいろ、ピンク、グリーン、うすむらさき...と光るペールトーンが幾重にも重なって。
これぞまさに、マジックアワー。
独特の美しい映像がフィルムに残るこの時間を、映画の世界ではこう呼ぶそうです。
「どの雲の色がいちばん好き?」
娘とはすぐこういう会話になるけれど、今日は歩く足を止め、お互いにあっちの雲もこっちの雲も...ときりがない。結局は、オレンジ色の空の下で、切り絵のように光を失った桜の木を眺めながら、「もう秋だね。」ということで落ち着きました。