2013.07.18
ぼくはピカソの親友なんだ
こんにちは、脇です。
最近出合ったステキな本をご紹介します。
「ピカソはぼくの親友なんだ」アントニー・ペンローズ著
写真家リー・ミラーと画家で著述家のローランド・ペンローズの間に生まれたアントニーが、大きな目をきらきらさせながら不思議な絵を描いたり魔法のようにオブジェをつくったりする、年の離れた友人パブロ・ピカソと過ごした少年時代の想い出を、母リー・ミラーの写真とともに綴った本です。
この本では、画集を見ていてもきっと分からない彼のプライベートな一面を垣間見ることができます。
ピカソは鳩を飼っていて、寝室の窓の周りに巣箱を作りいつでも室内の餌を食べれるように窓を開けていて、鳩が床一面にフンをしてもベッドにフンをしても全く気にしなかった、という話や、
動物や子供が大好きでいつもいろいろなもので遊ばせてくれたけど、大人が何かに触ろうとするとものすごく怒ったという話や、
金や銀など高価なものを使わずに庭や台所にあるような身近なものを使っていつも作品を作っていた、という話など。
偉大な芸術家であるピカソのことを、なんだかとっても身近に感じることができる一冊。
ピカソの魅力がたっぷり詰まった絵本のような本、娘も大好きです。