2012.10.31
d47食堂
こんにちは、脇です。
仕事で渋谷ヒカリエへ行ったので、帰りにd47食堂でランチをしました。
ここは、47都道府県の季節の食材を使ったお料理を楽しめるスポット。
初めて訪れたので、まずは東京定食を頂いてみました。
多摩川河口の羽田沖から、江戸川河口の葛西沖までの内湾は「江戸前」と呼ばれ、豊穣な浅海で"かまぼこ""はんぺん"などの練り物や、海苔、あさりなどから佃煮などが生まれました。また、江戸っ子は、米、豆腐、大根の"三白"、それに鯛、白魚を加えた"五白"を好み、それらの繊細な味の違いを舌で感じ取れるかどうかを「粋」ととらえ楽しんだ、そうです。
メニューは、
江戸煮/季節の練り物、野菜、海苔の佃煮を混ぜた煮込み
寺島なすの煮浸し/夏の江戸東京伝統野菜といえば、寺島なす(現在の墨田区向島辺り)
三白/米、豆腐、鯛(大根は冬野菜の為、今の時期は鯛になる)
佃煮/昆布と生姜の佃煮
味付けは、ちょっとお醤油濃いめな感じ。
母の味ではないのに、食べたらとても懐かしいと思ったのは何故だろう。
ちゃきちゃきの江戸っ子だった、今は亡き祖母の味なのだろうか。
ここを訪れたら、是非、故郷の定食を食べることをお勧めします。
きっと体の奥に染み付いた懐かしい味に出会えるはず。
美味しいだけではない"何か"を感じてみてください。