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桑の葉

こんにちは、脇です。
今、娘の学校では、カイコの勉強をしています。
そして恐ろしいことに、我が家でも24頭のカイコがすくすくと育っています。
カイコは家畜なので、1頭、2頭と数えます。
野生のカイコと違い、シルク製品の為に家畜となったカイコは非常に飼育しやすく改良されています。餌を探して動き回ったり、逃げ出したりしません。成虫になっても飛ぶことができません。エサを与えられるまでじっとしていて、与えられたらムシャムシャ食べて、どんどん大きくなっていきます。もし、エサを与えられなかったら...カイコはそのまま死んでしまうのです。
カイコのエサとは、桑の葉です。
我が家では、毎日のように桑の葉を近所で摘んできてはカイコに与えています。

これは、我が家の日常風景。
クワの葉.JPG
摘んできた葉は、30分水に漬け、すすぎ、水気を拭き取ってから与えます。
私はいつの間にか、桑の木を見つける達人になってしまいました。
これだけ一つの植物とじっくり向き合うこともなかなかないですね。

ところで一頭のカイコが作る繭の糸の長さは、どれくらいだと思いますか?
なんと、スカイツリーの高さの2倍の長さなんです。

体が透き通ってきたら、繭を作る準備ができた合図です。
カイコなんて気持ち悪い...と思っていましたが、体調2cmくらいから育てていると、だんだん可愛く思えてくるから不思議です。
娘も慣れたもんで、手のひらにのせて、世話をしています。
カイコの写真を載せることは控えますが、繭を作り始めたらまたご紹介させて下さいね。